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海兎の木版画
ここ数日は最高気温が30度を越え、人が来る日は午後からエアコンを入れています。犬たちは外に出ても、ちょっと走り回っただけで、すぐに日陰に入ります。
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今日、初めて見たのですが、二匹一緒にベッドで昼寝をしていました。最近、とても仲良しです。
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海兎の木版画_e0108198_814999.jpg海兎の木版画です。インテリア・デザイナーがこの額は版画とのバランスが悪いので、新しくするべきだと言い出し、夫も同意していました。夫は私と違って、思い出とか古い物にまったく執着しません。確かにほぼ正方形の版画が長方形の額に入っていますが、作者がこうしたかったからだと思います。新しい額に入れ替えることに納得できない私は「今まで違和感を持たなかったし、なぜこのままではダメなの?」とデザイナーに聞くと、あっさり「これは古すぎます。」と言われました。版画のサインのところをみると「'87」と書いてあるので、確かに二十年経っていると思われます。それでも乗り気ではなかったのですが、二人に押し切られ、とうとうGOサインを出しました。

海兎の木版画_e0108198_8142068.jpgそうして新しい額に入れられた海兎が帰ってきました。確かにモダンになったのですが、これでよかったのだろうかと悶々としています。他人から見たら理解できない、いわゆる「センチメンタル・バリュー」を否定されてしまった感じがします。しかも元の額が戻ってこなかったので問い合わせたら、「特別な指示が無かったので処分しました。」との返事で、私の血圧は上昇しました。再利用できる物ではないし、中身の版画は残っているのですが、なんだかすっきりしません。でも、確かに古い額を取っておいても仕方がない、と自分にいい聞かせ、さらに持ち物を減らして身軽に暮らそうかなと、考え方を変えようと思います。週末に夫がこの版画を壁に掛けると言っていますが、ステキに飾ってくれることを祈ります。
by la-kat | 2008-06-20 16:37 |
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